2025 6/24に公開されました永田ラッパさんのYoutube動画
突撃コンサル】ラッパが一喝!赤字店舗の立て直し〜前編〜
こんにちは、「博多鉄板焼肉どまんなか」の店主です。
このたび動画撮影に協力させていただくことになり、「どうして出ることになったの?」と興味を持ってくださった方へ向けて、少しだけ私たちのお話を綴ります。
お時間があるときに、ゆるっと読んでいただけたら嬉しいです。
お店を始めた理由は、ただひとつ。
「鉄板焼肉が好きすぎるから、自分で店を作っちゃった」
──まさにこれに尽きます(笑)
飲食店についてのたいした知識もない頃。
それでも、当時は「関東で鉄板焼肉が食べられる店が少なすぎる!」と強く思っていました。
車で片道1時間かけて通っていたあの味を、自分で再現したい。そんな想いが原点です。
本場・博多の空気に、確信した。
開業前には本場・博多へ足を運び、「びっくり亭本家」さんなど数多くのお店を回りました。
そこで見たのは、お昼から鉄板焼肉を頬張るOLさんやサラリーマン、職人さん、家族連れ…
老若男女みんなが笑顔で鉄板を囲んでいる姿。
「これは絶対、関東でもいける!」
そう確信して、お店をオープンしたのが始まりです。
でも、すべてがうまくいったわけじゃない。
オープンして1年が経った頃、新型コロナウイルスの影響が直撃。
私は他店舗の対応に追われ、どまんなかの現場からだんだんと距離ができてしまいました。
「店長に任せる」と言いながら、実際には責任を手放し、お金だけ出して放置していた状態でした。
…今思うと、当時のスタッフにも本当に申し訳なかったと思います。
転機は、ある「出会い」から。
そうしてオープンから4年が経った頃、常連のお客様として通ってくれていた今の主任が、「ここで働きたい」と言ってくれました。
その熱い気持ちに背中を押され、私は「まず自分がちゃんと学ぼう」と決意し、ラッパさんのオンラインサロンに入会。
そこから学んだ現実は、想像以上に厳しいものでした。
坪月商10万円以下はスクラップを検討。
15万円で合格ライン、20万円でようやく繁盛店の入口。
現状の自分たちは、まだ“質問すらできるレベルに達していない”ことを痛感しました。
看板メニューが「野菜炒め」に見える!?
サロン内で何度も出てくる問いのひとつに、
「お客様にとって、あなたの店じゃなきゃいけない理由は?」
…私は「鉄板焼肉が看板メニューです!」という自信を持っていたつもりでした。
ですが、ラッパさんからの一言。
「これ、知らなきゃただの野菜炒めですよ?」
ぁ!!!
…たしかに!
…全くきづいてなかったーーーー!
SNS映えしない、知名度もない、名前から味の想像もつかない。
「好きだからきっと伝わるはず」という思い込みが、ただの押しつけになっていたんです。
馬肉専門店に…!? そして、主任の言葉。
これは余談なんですが、意を決して初めてラッパさんに初質問を投げた時には、馬肉専門店にしたら?と提案されました。
私はすぐにロゴを作り、仕入れ先を探し、レシピもいくつも開発しました。
でも、そのとき主任がこう言ってくれたんです。
「僕が好きで入りたいと思った“どまんなか”じゃなくなるのは寂しいです」
…この言葉に、心を打たれました。
「だったら、やれること全部やって、それでもダメなら考えよう」
そう決意しました。
ちなみにこちらがその時のロゴです(笑)
根性だけじゃ、繁盛店にはなれない。
それからは「まず質問していいレベルになろう」と目標を立て、前年度比を超える日々を重ね、ようやく年末には黒字化の兆しが見えてきました。
でも、それだけでは“繁盛店”には届かない。
売上を追うよりも、**お客様満足度・QSC(品質・サービス・清潔)**というバランスを整えることが大切だと、学ばせてもらいました。
これからも、もっと学んで、もっと良いお店に。
動画撮影に参加したのも、そんな今の私たちの想いがあってのこと。
緊張していたり、寝不足だったりで、動画の中ではちょっといつもと違う私が映ってるかもしれません(笑)
でも、ラッパさんからのアドバイスをたくさん受けて、私たちは今、心から「やってよかった」と感じています。
最後に
どまんなかは、まだまだ発展途上。
でも、応援してくれる人がいて、支えてくれる仲間がいて、何より「もっと良くしたい」という気持ちがある限り、前に進めると思っています。
居抜きで始めた店なので、ところどころボロい部分もありますが、少しずつ手を入れて磨いていますので、どうかあたたかく見守ってください(笑)
そして、ここまで読んでくださったあなたにも、心から感謝を。
YouTubeの動画もぜひご覧ください!後編も近日公開予定です。
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